高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

花のたより~ゼラニューム

ゼラニュームは、南アフリカ原産で、いろどり派手な南国風の多年草ですが、丈夫で育てやすく陽だまりさえあれば真冬でも開花します。
条件によって違ってきますが、花が咲く期間が長いのが特徴です。

 

 

周易とは

周易は、連山易や帰蔵易と対比するために使われる用語で、周の初期に完成した予言書である易経に根拠を持つ占いですが、易という文字は、とかげの形(日が頭部、勿が足と尾)に由来するという説があり、皮膚の色を変えるとかげにちなんで、易の字源は「変化」ということです。
ちなみに、王朝交代の理論である易姓革命は、「姓を易(か)え、命が革(あらた)まる」と読みますが、新たに天の命令が下されたので姓(王朝)が交代するのだ、という意味で、新王朝の正当化理論となっています。
易は、乾(けん)、兌(だ)、離(り)、震(しん)、巽(そん)、坎(かん)、艮(ごん)、坤(こん)という八つの要素により、人生を八つの局面に分けて、把握する思想でもありますが、万物の本質を変化であると見破った易経の認識論は、あと一歩進めると世界を現象とみる空の思想に近づくため、変幻自在であり強い説得力を持つのが特徴です。

花のたより~ツツジ

4月から5月に花が咲くツツジは、栽培が簡単なので生け垣としても利用されます。
1軒の家でも玄関と門が直列に並んだり、2軒の家の玄関や門が向き合うのは、対立相といって家相上の凶相ですが、改善策として目隠しのためツツジを植栽することもあります。
ツツジは、種類が多く全世界には800種から1,000種が分布しているとされています。
ツツジの花言葉は、節度や慎みです。

 

 

 

 

八卦の威力

八卦は、三つの陰陽でつくられており、陽は直線、陰は断線で表現します。
八卦を組み合わせて成立した六十四卦それぞれに、爻(こう)という名称の指針がついていますが、卦(か)と爻(こう)をあわせて、解釈し、方針を読み取っていきます。
易占いは人物像をはじめとして、どんなことでも対象になりますが、特に出処進退を決める場合に威力を発揮します。
占いの結果を解釈する際は、連想ゲームのように自由な連想が上達への近道でもあります。

花のたより~チューリップ

ユリ科の一つであるチューリップの最盛期は、毎年4月、花の色は赤をはじめとして、ピンク、白、黄、オレンジ、紫、青、緑、茶と様々な色がありますが、原産地は、トルコのアナトリア地方です。

チューリップといえば、チューリップバブルを思い出します。
西暦1630年台、オランダで世界最初の経済バブル事件であるチューリップ・バブルが起こりました。
これは、チューリップを投機の対象としたのが発端で、価格の乱高下、手形の乱発が続くなか、保証金だけで大きな商いができる先物取引がさかんに行われていました。

チュ―リップの花言葉は思いやり、だそうです。

 

 

 

筮竹はどうして50本なのか

50本の筮竹を使って易を立てますが、なぜ筮竹は50本なのか、という疑問に繋辞上伝は次のように答えています。

天の数は、奇数であり、陽であるので、
~1、3、5、7、9で計25
地の数は、偶数であり、陰であるので、
~2、4、6、8、10で計30
天の数25と地の数30を合計すると55
55から端数の5を引くと50

ただし、50本のうち、1本は太極として筮筒に収めるので、残りの49本をもって占う段取りとなります。

書き下し文は、次の通り
「天一地二。天三地四。天五地六。天七地八。天九地十。天の数五、地の数五。五位相得て各々合うことあり。天の数二十有五。地の数三十。およそ天地の数五十有五。これ変化を成して鬼神を行うゆえんなり。大衍の数五十、その用四十有九。」
※大衍(だいえん)の数~大いに広がる数字→筮竹の本数のこと

花のたより~夜桜

風に乗って花が舞い散る桜吹雪も見事ですが、桜の美しさが引き立つのは、夜のしじまが深くなる頃の、ライトアップされた夜桜でしょうか。
毎年のこととはいえ、幻想的な夜桜の荘厳美は、たとえようがない、という想いがしています。
桜の花言葉は「優美な女性」「精神の美」「淡泊」だそうです。

 

 

花のたより~日向水木(ひゅうがみずき)

日向水木の名の由来は、日向の国に多く植えられていたから、という説と明智日向守の領地であった丹波の国に自生していたから、という説があるようです。
高さは2m程度になりますが、この木の特徴は、枝、花、葉が小さい事です。
桜ほどの派手さはありませんが、春の到来を知らせる使者と思っていいでしょう。

 

 

花のたより~黄色いバラ

黄色いバラをみると、山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」という40年前の映画を思い出します。
刑務所を出た男(高倉健)が夫人と再会するまでのラブストーリーですが、武田鉄矢の博多弁による演技が光っていました
黄色いバラの花言葉は、献身、友愛、美だそうです。

 

花のたより~白木蓮(ハクモクレン)

白木蓮は、モクレン目モクレン科モクレン属の落葉高木ですが、毎年3月になるといっせいに百合のような清楚な白い花を咲かせます。
花言葉は、気高さや高潔さ、イギリスの植物学者が、枝の先に百合の花が咲いている、といったそうです。

 

 

 

TOPページ

ページの先頭へ