高野白山の九州易学開運学院

方位

意義

旅行、買い物、恋愛、仕事などおよそ人間の活動には必ず方位、方角があります。
良い結果をもたらす方位を吉方位、悪いことが起こる方位を凶方位といいます。
方位学は、その年によっても個人によっても次々と変化する方位の吉凶について、その法則性を研究対象として人生の一助とするものですが、日常生活で方位にとらわれすぎると、次に述べるように七大凶殺など吉方位より凶方位が圧倒的に多いため八方塞がりになり、 吉方取りや方違えをしない限り、どこへも行けない、という事態になります。
スーパーマーケットへ買い物に行くのに方位を調べるようでは、方位学の乱用、誤用というほかありません。

地球規模で移動する場合は、方位の凶殺パワーは完全に否定できないものの、国内旅行や転居の場合は気にする必要はなく、天気が良ければ儲けものというところでしょうか。方位の吉凶判断や方違えは、大陸、大洋規模の話で、地球儀でみると縦に細長い線のような日本列島に住んでいる限り、日常では気にしなくていいでしょう。

※方違え(かたたがえ)~直接目的地へ向かわず、別の方角から吉日を選んで行くこと

凶方位

名 称 方 位 意 味
三大凶殺 暗剣殺 五黄土星の
反対方向
暗闇でいきなり斬りつけられるような
突発的で、急激な不運・不幸
事故、火災
五黄殺 五黄土星の方向 だらだらと緩慢に続く不運・不幸
事業の停滞不振、慢性病、体調不良
歳破
(さいは)
その年の十二
支の反対方向
物事の破綻、失敗
七大凶殺 本命殺 本命星の
方向
自己責任による不運・不幸
本命的殺 本命星の
反対方向
外部に原因がある不運・不幸
月破
(げっぱ)
その月の十二
支の反対方向
物事の破綻、失敗
定位対冲 定位盤における
定位置の反対方向
最終段階で起こる物事の破綻、失敗
その他 月命殺 月命星
の方向
自己責任による不運・不幸
月命的殺 月命星の
反対方向
外部に原因がある不運・不幸
日破
(にっぱ)
その日の十二
支の反対方向
物事の破綻、失敗

※定位対冲は、ていいたいちゅう、と読む。対冲は、反対側のこと
※七大凶殺は、三大凶殺を含む

凶方位の出し方~平成23年9月1日の事例

平成23年9月1日の配置

総合すると、平成23年9月1日の凶方位は、東、西、南、北、東北、東南、西南となり、ほかに本命殺や月命殺もあります。
五黄土星は、古来帝王の星といわれながら、鈍く妖しい光を放つ、どこか狂気をはらむ大凶の星でもあるので、五黄土星が位置する方向(五黄殺)と五黄土星の反対方向(暗剣殺)は、凶方とされてきました。
五黄土星の人は、常時五黄殺に本命星による本命殺がかぶり、暗剣殺に本命星の反対方向である本命的殺が重なります。
この場合は、凶に凶が重なって大凶となります。
五黄土星のもつ特殊性というほかありません。

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