NPO法人九州易学開運学院

徒然の記

易経における難字の読み方と意味 その2

天山遯 (遯) とん~にげる、さける(豚~引き下る、辶~行く)
火澤睽 (睽) けい~そむく、反対する、はなれる
水山蹇 (蹇) けん~なやむ
澤天夬 (夬) かい~分ける、分かつ、決める
天風姤 (姤) こう~出会う、美しい
火風鼎 (鼎) てい~さかん、三人そろう(鼎談、鼎の軽重を問う)
風山漸 (漸) ぜん~少しづつすすむ(漸増、漸進主義)
風水渙 (渙) かん~散る、新しくなる、離れる
風澤中孚(孚) ふ~誠実、まこと

ブラ高野~日本最古の商店街

日本最古の商店街はどこか。
福岡市博多区呉服町にあった魚之町商店街である。
記念碑によると、17世紀初頭、魚之町は上中下の三町あり、黒田藩による埋立て地である袖の湊まで魚屋が立ち並び軒を連ねていたそうである。
地下鉄の呉服町駅から歩いて3分、今では通りは石畳で整備され、鴨料理店、うなぎ屋、喫茶店、インドレストランが並びひっそりと落ち着いた景観である。
ここは博多山笠東流れの本拠地でもある。

魚之町商店街看板

魚屋が並んでいた通りの景観

易経における難字の読み方と意味 その1  

水雷屯 (屯) ちゅん~とどまる、進めない(屯営、屯田兵)
天澤履 (履) り~靴、ふむ、実行する、行い、はく
山風蠱 (蠱) こ~穀物につく虫、そこなう、まどわす
火雷噬嗑(噬嗑) ぜいごう~かむ、食いつく、上の歯と下の歯がかみあう
山火賁 (賁) ひ~光彩、飾り(落日の色の美しさ)
山地剝 (剝) はく~はぐ、はげる、けずる(復の反対語、地雷復)
天雷无妄(无) む~ない、なし(無と同じ意味)
山雷頤 (頤) い~あご、養う
澤山咸 (咸) かん~感謝する、交感する。感と同じ意味

ブラ高野~たかが語呂合わせ、されど語呂合わせ

ここは西新商店街(福岡市早良区)東入口に鎮座する勝鷹水神である。
今日は秋の例大祭、紅葉八幡宮から神職が出張して祝詞を唱えている真っ最中である。
鷹の彫刻やボール、ソフトバンクホークスの柳田選手、牧原選手の写真が飾られている小さな社(やしろ)の下は、飲用にできない井戸がそのまま残っている。
井戸埋めの作法は、埋めて良しの語呂合わせ、すなわち梅の枝と葦(よし)の葉を埋めて祝詞を唱えるらしい。
なぜ埋め立てなかったのか。
作法ができる人がいなかったのであろうか。
秋の例大祭

社殿

九星の色調

一白水星~一白水星の白は、無色透明の白である。
二黒土星~二黒の黒い土は、五黄の黄色い土や八白の白い土と違って、ごくふつうの肥沃な田畑の土である。
三碧木星~碧は、勾玉のような緑がかった青色であり、成長途中あるいは誕生間もない若々しい草木の青緑である。
四緑木星~四緑の緑は、三碧と同じ木星でも成長が終わった植物のイメージで、花咲く前の安定し、成熟した美しさをあらわす。
五黄土星~黄土(おうど)は、文字通り黄土色をしており、黄河が氾濫した後の農耕に適した肥えた土である。
六白金星~金属のうち、いぶし銀といわれるような銀や錫など白く光る金属を指す。
七赤金星~金属のうち、赤銅(しゃくどう)といわれる、純度の低い赤味がかった金を指す。
八白土星~白い土は、陶器をつくり出す白い粘土のことである。
九紫火星~九紫火星は、紫の火、という意味である。紫は、パワフルな赤色と鎮静効果のある青色のエネルギーを放つ。
出典:相性判断(高木彬光 著)

ブラ高野~筥崎宮の放生会(ほうじょうや)

なにしろ博多人の祭り好きはすさまじい。
生命(いのち)への讃歌である筥崎宮の放生会(参拝者100万人)は、博多どんたく(観客200万人)や博多祇園山笠(観客300万人)と並んで博多三大祭りの一つである。
三つの祭りの動員数は年間600万人である。
万国博覧会のような一過性のイベントと違って、10年間でみると6000万人の集客能力を持つ三大祭りは、全国に博多の元気を発信しているようである。
人口167万人、日本一の元気都市福岡の発展ぶりは、祭りのエネルギーとイメージ戦略にその秘訣があるのではないか、と思われてならない。

筥崎宮の放生会

二黒土星(じこくどせい)の意味

二黒土星は、九星のうち二番目に位置して、作物を育てる肥沃な黒い土でできている星、という意味である。
この星は、天地であれば地、男女では女、家庭・家族では妻・主婦、方位は西南を表す。
二黒土星の年は、街を行く男女の服装は、夏でも黒い色が目立つようになり、社会的には農業問題や労働関係の解決が課題となる。

ブラ高野~大博通り(たいはくどおり)

大博通りは、陸の玄関JR博多駅と海の玄関博多港を結ぶ延長約1.8km、福岡市道路愛称のひとつである。
この道路は、呉服町交差点から南の博多駅側は区画整理事業、北の博多港側は戦災復興事業で拡幅した。
車線は8車線、幅員50mである。
名称の由来が「博多の大通り」というように、昭和通りと並んで市内の道路で最も幅が広い。

呉服町交差点

呉服町交差点から博多駅を望む

雑節(ざっせつ)   

中国大陸の黄河流域で生まれた、直輸入の暦日である二十四節気を補助する意味で、日本列島の風土、生活習慣を表す特徴を暦に追記すると、格段に使い勝手が良くなった。
雑節には梅雨入りを知らせる入梅や嵐の到来を告げる二百十日などがあるが、これらは、日本独自の暦日である。
令和7年では、雑節の詳細は次の通りである。

節分(せつぶん)ー立春の前日、季節を分ける日、2月3日

彼岸(ひがん)ー先祖へ感謝する日、春分の日、秋分の日を中日として、それぞれ3日間(計7日間づつ)

社日(しゃにち)ー産土神へ感謝する日、3月20日・9月26日

八十八夜(はちじゅうはちや)ー立春から数えて88日目、遅霜に注意、5月1日

入梅(にゅうばい)ー梅雨入り、6月11日

半夏生(はんげしょう)ー梅雨明け、半夏という毒草が生える時期、7月1日

土用(どよう)ー立春、立夏、立秋、立冬の前日までそれぞれ18日間、季節の変わり目を目前に体調管理をする期間

二百十日(にひゃくとうか)ー立春から数えて210日目、台風への備え、8月31日

二百二十日(にひゃくはつか)ー立春から数えて220日目、台風への備え、9月10日

 

ブラ高野~BRT

バスによる都市交通の円滑化システムをBRTという。
博多では、2016年8月から福岡市と西鉄が共同で実施し、都心循環として二台連結バスが運行されている。
博多港国際ターミナルを起点に、ウォーターフロント地区を通り、天神・博多駅などの都心部を一周し、再びウォーターフロント地区を通って博多港国際ターミナルに戻ってくる。
BRTの主な特徴は、次の通りである。
1 連結バスによる専用道路・車線、優先道路の設置
2 車外における運賃徴収
3 乗降口の高さ
4 複数ドアの設置
5 独立した駅舎や案内所、待合所を備えた上質な駅 その他

二台連結バス

TOPページ

ページの先頭へ