福岡市地下鉄中洲川端駅7番出口から歩いて1分、博多リバレイン内郵便局の前に、博多郵便取扱所址の記念碑が建っている。
博多郵便取扱所は、明治5年に博多川の寿橋のたもとに設置された郵便局である。
平成11年に博多リバレイン開業に伴い、現在地に記念碑が移築された。
徒然の記
ブラ高野~博多郵便取扱所址
五行からみた九星の特徴
九星の特徴を五行からアプローチすると、一白水星は水、二黒土星、五黄土星、八白土 星は土、三碧木星、四緑木星は植物、六白金星、七赤金星は金属、九紫火星は火の性 質を持っていると考えてよい。
木(もく)の三碧木星と四緑木星、土(ど)の二黒土星、五黄土星、八白土星、金 (ごん)の六白金星と七赤金星、それぞれの微妙な違いに着目しよう。
五行ごとに九星を配当すると次の通りである。
1 木(もく)
⑴ 三碧木星
~碧は、紺碧、碧水という熟語に使われるように、ブルーのことであるが、三碧木星の色は、成長途中の若々しい草木の葉の色であり、誕生して間もない植物の緑に近い青色を象徴している。
変わり者、何でもする冒険家、単純な情熱家
イメージカラーは青、五行では木(もく)
⑵ 四緑木星
~成長が終わった植物のイメージで、花咲く前の安定し、成熟した美しさをあらわす。飛躍を好まず、用心深さを持つものの、次々と立位置を変える。
イメージカラーは緑、五行では木(もく)
2 火(か)
⑴ 九紫火星
~焚き火の色は、単なる赤ではなく、青味がかった紫色を含んでいる。紫色は、パワフルな赤色と鎮静効果のある青色のエネルギーを持つ。直感力が鋭く、はで好み
イメージカラ―は、紫、赤、五行では火(か)
3 土(ど)
⑴ 二黒土星
~黒い土は、五黄の黄色い土や八白の白い土と違って、ごくふつうの肥沃な土である。黒い土は、万物を生育させ、熟成させる農業用の土でもある。努力家、根気強い。
イメージカラーは黄、ベージュ
⑵ 五黄土星
~黄土は、文字通り黄色い土であり、黄河が氾濫した後の粘土は鋳造器製造に欠かせないもので、古代黄河文明を生みだす源となった。この星は古来帝王の星と言われながら、どこか妖気を孕む不思議さを持っている。・やり手であるが、想像力が乏しい
イメージカラーは黄、ベージュ
⑶ 八白土星
~白い土は、陶器をつくり出す白い粘土のことである。生のままでは柔らかいが、いったん焼くと、かたくなるという陶土の性質そのままに外柔内剛型である。
頑固者、大柄な人が多い
イメージカラーは黄、ベージュ
4 金(ごん)
⑴ 六白金星
~金属のうち、銀や錫など白く光る金属を指す。キーワードは、いぶし銀である。若くてもしぶく、親分肌で味がある人が多い。
イメージカラ―は白、シルバー
⑵ 七赤金星
~金属のうち、赤色をした銅、辰砂(しんしゃ)、純度の低い赤味がかった金を指す。陽性で、お洒落好きである。
イメージカラ―は白、シルバー ・
5 水(すい)
⑴ 一白水星
~水は、動かない「止水」の陰気さ、「流水」のような陽気さ、「奔流」の激しさ等様々な様相を持つ。・陽気な人、陰気な人、激情家とはっきり分かれる。
イメージカラ―は黒
※辰砂(しんしゃ)は、水銀の原料となる鉱物であり、朱色の塗料として神社で使われている
ブラ高野~菩提樹
東洋運命学の意義
1 概要
易学、九星気学等の運命学で調和してバランスの取れた状態を理想としているのは、吉の裏には凶がひそみ、凶の次には必ず吉の揺り戻しがあるとみているからである。
振り子は左右に揺れながら均衡を保っているが、調和と混沌、吉と凶を相互に繰り返し、絶え間ない変化が世界の実像である、と運命学では読み解く。
占いの結果、吉が出ても油断することなく、凶の場合は、じっと我慢してチャンス到来を待つことが肝要である。
2 古代中国の認識論
⑴ 陰陽論
陰陽論は、万物は陰と陽という二つの要素から成り立ち、陰と陽はある時は対立、ある時は融合して、循環、変化している、という認識をいう。
陰も陽も、対象を理解しやすくするための便宜上の区分で、実は両者は、永遠に一体化することなく、そして混沌として区別がつかない状態が宇宙の真実とするのがこの思想の特徴である。
宇宙の根源を表現した絵を太極図という。太極図では、白色で表された陽は上へ上へと、黒色部分の陰は下へ下へと回転しているのである。
日常のなかに吉と凶、裏と表など数多くの陰陽事例が潜んでいる。
陰陽の実例
形のあるもの~火と水、天と地、昼と夜、竜と虎、男と女、父と母、源氏と平氏
形のないもの~吉と凶、陰と陽、大と小、善と悪、イエスとノー、上と下等々
⑵ 五行説
五行説は、宇宙は、木、火、土、金(ごん)、水の五つの要素から成立しているという思想である。ヨーロッパでは、四元素(火、風、水、土)といった。
⑶ 陰陽五行説と十干(じっかん)
陰陽論と五行説はそれぞれ無関係に発達した思想であるが、二つの思想が結合し陰陽五行説と呼ばれるようになった。木、火、土、金、水の五行に陰陽を配置して合体させた陰陽五行説から、十干の概念が生まれ、六十干支として暦にも使用されるようになったのである。十干を訓読みで読むと陰と陽がはっきりと表れてくるのがわかる。
※「え」は兄(陽)を意味し、「と」は弟(陰)を指す。
ア 五行
木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)
イ 十干(訓読み)
甲(きのえ)・乙(きのと)、丙(ひのえ)・丁(ひのと)、戊(つちのえ)・己(つちのと)、庚(かのえ)・辛(かのと)、壬(みずのえ)・癸(みずのと)
※「え」は陽、「と」は陰である。
ブラ高野~ゼラニウム
定位対冲(ていいたいちゅう)の出し方
定位対冲は、物事の最終段階で起こる破綻や失敗を呼ぶ凶方位である。後天定位盤の反対方向で、次のような九星の動きに対応して定位対冲がつく。すなわち、
一白水星~一白水星は本来は北なので、この星が南に廻った時に南に定位対冲がつく。
二黒土星~二黒土星は本来は西南なので、この星が東北に廻った時に東北に定位対冲がつく。
三碧木星~三碧木星は本来は東なので、この星が西に廻った時に西に定位対冲がつく。
四緑木星~四緑木星は本来は東南なので、この星が西北に廻った時に西北に定位対冲がつく。
五黄土星~五黄土星は方位がないため、定位対冲もない。
六白金星~六白金星は本来は西北なので、東この星が南に廻った時に東南に定位対冲がつく。
七赤金星~七赤金星は本来は西なので、この星が東に廻った時に東に定位対冲がつく。
八白土星~八白土星は本来は東北なので、この星が西南に廻った時に西南に定位対冲がつく。
九紫火星~九紫火星は本来は南なので、この星が北に廻った時に北に定位対冲がつく。
ブラ高野~対馬小路
人の生死に関する占い
どんなことでも占ってよいのではなく、ギャンブルや不倫、特に寿命を占ってはいけない。
ちなみに死を暗示する八純卦及び帰魂、遊魂の卦のほか墳墓の卦というものもあるが、これらは用語だけを知っておけば十分である。
1 八純卦(はちじゅんか)
上卦と下卦が同じ、すなわち同じ小成卦が二つ重なった乾為天、離為火、兌為沢,、震為雷、巽為風、艮為山、坎為水、坤為地が八純卦である。やむを得ず、重病、重症の場合に限って生死を占って八純卦が出た場合は、病人は 死を免れない。
2 帰魂(きこん)の卦
五爻をひっくり返すと上卦と下卦が同じ八純卦(次頁)となる卦を帰魂の卦という。 帰魂の卦は、火天大有、天火同人、雷沢帰妹、沢雷随、山風蟲、風山漸、地水師、 水地比の八つである。 八純卦と同様に帰魂の卦が出た場合は、死が近いといわれている。
3 遊魂(ゆうこん)の卦
下卦を裏返すと帰魂の卦となる場合を遊魂の卦という。火地晋、天水訟、雷山小過、 沢風大過、山雷頤、風沢中孚、地火明夷、水天需の八つである。 帰魂の卦と同様に遊魂の卦が出た場合も死が近いといわれている。 遊魂の卦のうち、火地晋を例にすると、この下卦を逆転させると、帰魂の卦(火天大有)となり、火天大有の五爻を直線にすると、八純卦(乾為天)となる
ブラ高野~ツバメの巣
陰陽消長十二卦(いんようしょうちょうじゅうにか)
いのち(命)は、発生、成熟、死滅、再生の営みを繰り返すが、これを象徴したのが易経六十四卦のうち下記の陰陽消長十二卦である。
易経は、天地の法則は陰と陽の絶え間ない循環と変化である、と考えているのである。
冬が去ると、春になる。陽気が増大し夏になると、次は秋が来て、また寒い冬になる。
自然の推移は、易経が陰陽消長十二卦で表すように全地球のルールなのである。
坤為地 ➡ 地雷復 ➡ 地澤臨 ➡ 地天泰
(大地) (復活) (希望) (安泰)
雷天大壮 ➡ 澤天夬 ➡ 乾為天 ➡ 天風姤
(加速) (決断) (栄華) (出会い)
天山遯 ➡ 天地否 ➡ 風地観 ➡ 山地剝 ➡坤為地へ戻る
(引退) (否定) (観察) (崩壊) (大地)