高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

碧(へき)、青(せい)、蒼(そう)の違い

1 概要
「あお色」を表現するときに使われる碧、青、蒼という単語は、どこが違うのか?
碧、青、蒼の違いは「新明解国語辞典」を参考にすると次の通りである。

ア 碧~あおのうち緑が強い青、緑がかった青、あおみどり色
イ 青~よく澄んだ空の色に代表される、落ち着いた感じを受ける青
ウ 蒼~木の葉・海・空などの深い青、暗い青

2 碧(へき)、青(せい)、蒼(そう)の違い
⑴ 碧(へき)
碧は、緑ががった青色、というより緑色である。 例えば、碧玉、碧水など緑系の青を表現するときに碧を使用する。
※碧の使い方
・碧い眼をした人形
・1つの雲もない碧空(あおぞら)を仰いだ。

⑵ 青(せい)
青は、緑、水色なども含めて青色系統の総称である。信号の色をはじ め、晴れた日の空や海、月の光、病気のときの顔色などを表現すると きにも使う、普通の青である。また名詞や形容詞につく場合はあおぐ さい、というように「未熟な」「若い」という意味になる。 青は、三原色(青、赤、緑)の一つである。
※青の使い方
・真っ青な顔色をして立ち尽くしている。
・青白い月の光が窓から差し込んできた。

⑶ 蒼(そう)
蒼は、木の葉や海、空のほか、血の気のない顔色や薄暗い月の光の形 容に使われる。
例えば、は蒼海や蒼天、蒼空、蒼然というように暗い青を表現する場 合に使われる。
※蒼の使い方
・恐怖で顔が蒼ざめる。
・鬱蒼と生い茂る草木をどうにかしたい。

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