福岡地方裁判所前の歩道(明治通り)地下に福岡城内堀の石垣が保管されています。
この石垣は、明治43年に市内電車を通した際に埋められましたが、昭和53年の地下鉄工事で発見されたそうです。
展示している石垣は15m程度ですが、築城当時のままなので、貴重な遺物といっていいでしょう。
徒然の記
ブラ高野~福岡城内堀の石垣遺跡
易占いの方法
易占いの方法は、筮竹のほか、コインを使う擲銭法(てきせんほう)、サイコロ法、 カード法及び易占用具を使わない無筮立卦法(むぜいりっかほう)があります。
⑴ 筮竹
筮竹(竹ひご)を使って占う方法であり、最もオーソドックスです。
⑵ 擲銭法(てきせんほう)
擲銭法は、コインを投げて占う方法です。
10円玉と100円玉を使用し、表裏により陰陽を決めた後、八卦を当てはめ、卦と爻を出します。100円玉も10円玉も「日本国」と書いている面が表(陽)です。100円玉の位置を爻とします。
⑶ サイコロ法
サイコロ法は、サイコロを使って占う方法です。
黒の八卦を上に、赤の八卦を下に揃えて六十四卦を読み取ります。 一度投げただけで簡単に爻までわかるので使い勝手の良い占法です。
⑷ カード法
カード法は、数字を書いたカードを使って占う方法です。
1から8の数字を書いた8枚のカードを混ぜ合わせ、無作為に1枚引き抜きます。最初に引き抜いた数字を下卦(かか)とします。
もう一度、同じ動作を繰り返して、次の数字を上卦(じょうか)とします。次に1から6までの数字を書いたカードから1枚を引き抜き、その数字が爻です。
⑸ 無筮立卦法(むぜいりっかほう)
無筮立卦法は、占い用具を使わず、まわりにある任意の数字を選び八卦を決める手法です。
ブラ高野~謎のオブジェ
卦辞か爻辞か
卦辞は、時期の適否を教える六十四卦それぞれの説明文で、爻辞は、具体的な指針を教えます。
六十四卦にそれぞれ六つの爻辞がついているので、全部で三百八十四種類の局面を知ることができます。
卦辞が吉、爻辞が凶、逆に卦辞が凶、爻辞が吉の場合、単に卦と爻の優先順位を論じるのではなく、またどちらを選択するかという問題でもなく、テーマに応じて時期の適否ならびに実行の吉凶について検証していく姿勢が大事です。