高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

易とは何か その8~易の根源

○易の根源
このため、易には陰陽以前の根源として太極(たいきょうく)が存在する。太極から陰 陽である両儀(りょうぎ)が生まれ両儀から老陽・少陽・老陰・少陰である四象(ししょう)が生じ、四象から八卦が生まれた。八卦は、吉凶を予知し、大事業を成就させるのである。
なぜ易に四象があるのか。変化を示すためである。なぜ辞(じ)は必要か。未来を告げるためである。なぜ未来に吉と凶の区別を立てるのか。人々の疑いに断をくだすためである。

○書き下し文(繋辞伝より作成)
この故に易に太極あり。これ両儀を生ず。両儀は四象を生じ、四象は八卦を生ず。八卦は吉凶を定め、吉凶は大業(たいぎょう)を生ず。
易に四象あるは、示すゆえんなり。辞(じ)を繋(か)くるは、告ぐるゆえんなり。これを定むるに吉凶をもってするは、断ずるゆえんなり。

ブラ高野~雷門

浅草のランドマークである雷門は、正式には風雷神門といい、関東大震災で10万人の命が助かった縁起のいい金龍山浅草寺の正門と思っていいでしょう。
松下電器の創業者である松下幸之助氏は長年関節痛に悩んでいましたが、浅草寺で祈願して治ったので、お礼に門と大提灯を奉納したそうです。
大提灯は、高さは3.9m、直径は3.3m、重さは約700kgでやや成金趣味の匂いがありますが、観光地なのでちょうどいいのかもしれません。

雷門

易とは何か その7~易の効用 

○易の効用
易は何のためにつくられたのか。易は、事物を開発し、事業を成就させ、天下の道を覆(おお)い尽くす。このようなものが易である。そこで聖人は、易により人々の志に通じ、あらゆる事業を成功させ、天下の疑問に断を下すのである。

○書き下し文(繋辞伝より作成)
子曰く、それ易は何する者ぞ。それ易は物を開き務めを成し、天下の道を冒(おお)う。
斯の如きのみなるものなり。この故に聖人はもって天下の志に通じ、もって天下の業を定め、も って天下の疑いを断ず。

ブラ高野~花やしき

浅草花やしきは、浅草の西北にある、日本で一番古い遊園地です。
休日になると、近所の親子連れや幼稚園児が遊びに来る場所です。
ここは、最初に入場料を500円払えば、回転木馬など哀愁を感じる遊戯施設を見てたっぷり時間をつぶすことができる、という重宝なスペースでもあります。
新宿や渋谷と違って、浅草は歩きやすいのには間違いないですが、仲見世の派手な通りを冷やかしながら歩いても一抹のうら悲しさを感じるのは、退潮する街なみの景色を敏感に受け止めてしまう観光客のわがままでしょうか?

浅草花やしき入口

回転木馬

スペースショット

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