福岡市中央区にある天神地下街は、長さ600m、延床面積28,000㎡、東京ドームの60%の広さです。
一日の歩行者数は、約400,000人といわれていますが、人通りは、多すぎず、少なすぎず、ゆっくりと余裕をもって街歩きを楽しめます。
全体に薄暗く照明を落としていることで、店舗の明るさが引き立つため、買い物がしやすく、また歩いて飽きることがなく、地上のビル街とは別世界の趣があります。
お金を存分にかけて造った地下街を歩くたび、商人の街である博多の財力に思い至ります。
市街地にある空港との関連で、高度制限があるため、地上には高層ビルが見当たらない分だけ、街が地下へと発展したのでしょうか。