高野白山の九州易占塾

徒然の記

歴史を見る眼

歴史上の出来事を年代順に垂直軸で読むとわかったような気になるものの、歴史が教える原則を読み落とすことがあります。

難しいことではないので、実例をご紹介しましょう。

日本の進路を決定し、世界史にも影響した四つの大乱をわかりやすく西暦年で古い順から挙げていくと次のようになります。

672年    壬申の乱      東軍勝利

1185年   源平合戦      東軍勝利

1600年   関ヶ原の戦い   東軍勝利

1868年   明治維新      西軍勝利

それがどうした、となりますが、戦いの結果に着目すると、東軍3勝、西軍1勝で日本列島の地図を開いてみれば、内乱は、東と西という地域間の闘争史であることに気づきます。

日本の歴史は、実は東京をはじめとする関東圏(東日本)と大坂・京都を筆頭とする関西圏(西日本)の覇権争いでもあるのです。

内乱が終息するたびに、関東圏の優位性が強くなっているようです。

東の都知事と西の大坂市長が組むのは、東西の対立という日本史の原理が今でも有効であれば、支持者にはお気の毒ですが、新しい政党は長くは持たないでしょう。

歴史を見る眼を持たない悲劇が始まります。

源平合戦(那須 與一)
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