高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

暦を読み解く その3~雑節(ざっせつ)

黄河流域で生まれ、中国から直輸入した二十四節気を補助する意味で、日本列島の風土、生活習慣を表す特徴を暦に記入すると、格段に使い勝手が良くなります。
梅雨入りを知らせる入梅や嵐の到来を告げる二百十日などがありますが、これらの名称を雑節といい、日本独特の暦日です。

雑節(ざっせつ)は次の通りです。

節分(せつぶん)~立春の前日、季節を分ける日 太陽暦換算で2月3日頃
彼岸(ひがん)~先祖へ感謝する日。春分の日、秋分の日を中日として計7日間ずつ
社日(しゃにち)~産土神(うぶすながみ)へ感謝する日
八十八夜(はちじゅうはちや)~立春から数えて88日目、遅霜に注意
入梅(にゅうばい)~梅雨入り 太陽暦換算で6月11日頃
半夏生(はんげしょう)~梅雨明け、半夏という毒草が生える時期
土用(どよう)~立春、立夏、立秋、立冬の前日までそれぞれ18日~19日間、季節の変わり目を目前に体調管理をする期間
二百十日(にひゃくとうか)~立春から数えて210日目、台風への備え 太陽暦換算で9月1日頃
二百二十日(にひゃくはつか)~立春から数えて220日目、台風への備え

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