高野白山の九州易占塾

徒然の記

暦の見方 その7 三隣亡(さんりんぼう)

十干と十二支の組み合わせで吉凶を選んだ日を選日というが、三隣亡は選日の一つである。
三隣亡の日は、十二支の活動が凶変を起こすということで、建築・土木工事を避けなければならない、といわれている。

三隣亡は、一説では、当初「三輪宝」と書かれ、「屋立てよし」「蔵立てよし」と注記されていたが、暦の編者が「よ」を「あ」と書き間違え、そのまま「屋立てあし」、「蔵立てあし」と伝わってしまったのではないかという。

「三輪宝」と書いて凶日では都合が悪いということで同音の「三隣亡」に書き改められたのであろう。
三隣亡は、現在とは正反対の吉日だったことになる。
三隣亡の決め方は、新暦月や旧暦月でなく、二十四節気による節月であるため、現在のカレンダーとはずれが生じる。

節月は、例えば二十四節気の立春から啓蟄までを一つの月とみる概念である。
節月の
1、4、7、10月は、亥の日が三隣亡となる。
2、5、8、11月は、寅の日が三隣亡となる。
3、6、9、12月は、午の日が三隣亡となる。

新暦に換算すると、令和3年の三隣亡は次の通り月に2~4日である。
1月~10日・22日      7月~5日・9日・21日
2月~8日・20日       8月~2日・7日・19日・31日
3月~7日・19日・31日   9月~15日・27日
4月~4日・16日・28日   10月~13日・25日
5月~15日・27日      11月~6日・11日・23日
6月~11日・23日      12月~5日・8日・20日

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