高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

四国巡礼記シリーズ~三匹の猿

土佐室戸岬の先端にある24番札所最御﨑寺は、さいみさきじ、ではなく、ほつみさきじ、と読みます。

左横を歩く巡礼者の金剛杖に不可解な、というより信じられないような奇怪な現象を目撃しました。

思うことはあるものの、見ざる、聞かざる、言わざるの三匹の猿をお供にして粛々と旅を続けなければなりません。

境内には、昔、土地のひとが芋を洗っているところに弘法大師が通りがかり、その芋を乞うたところ「これは食えない芋だ」といってさしあげず、それ以来ほんとうに食べられなくなったという大師伝説を持つ、くわずいもの畑や小石で打てばカーンという空響きがする鐘石があります。

くわずいもの伝説は、喜捨の勧め、ケチへの戒めです。

番外札所鯖大師の言い伝えも喜捨の大切さを暗示しています。

くわずいも看板

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最御﨑寺の公式ホームページです。
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/24hotsumisakiji/

 

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