高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

ブラ高野~庚寅銘大刀(こういんめいたち)

福岡市教育委員会は2011年9月、福岡市西区の元岡古墳群で西暦570年を示すとみられる「庚寅」や「正月六日」など銘文が象嵌(ぞうがん)された鉄製の大刀が出土したと発表しています。
庚寅は、訓読みで「かのえとら」、音読みで「こういん」と読みます。

この大刀は干支や日付という暦が入った、日本で最初の使用例だそうです。
銘文は、全部で「大歳庚寅正月六日庚寅日時作刀凡十二果練」と読むことができます。
意味は、「大いなる庚寅の年、庚寅の月1月、庚寅の日6日、およそ12回鍛錬してこの刀をつくった」となります。(高野白山訳 異説あり)
銘文作者は、
「寅の年、寅の月、寅の日というめでたい時に12回も鍛錬して造った幸運の大刀である」という意思をこめているのでしょう。

この大刀は、欽明天皇の時代、西暦では570年1月27日に完成しました。

庚申銘大刀

 

 

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