高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

九星気学の意義

1 意義
九星気学は西洋占星術と違って地上に想定した九つの星により方位の吉凶、運勢の変転
性格判断、人間同士の相性を判定する思想と技術である。

2 九星の名称と読み方
一白水星~いっぱくすいせい
二黒土星~じこくどせい
三碧木星~さんぺきもくせい
四緑木星~しろくもくせい
五黄土星~ごおうどせい
六白金星~ろっぱくきんせい
七赤金星~しちせききんせい
八白土星~はっぱくどせい
九紫火星~きゅうしかせい

3 後天定位盤による九星の位置と方位
西北~六白金星
北~一白水星
東北~八白土星
東~四緑木星
中央~五黄土星
東南~三碧木星
南~九紫火星
西南~ニ黒土星
西~七赤金星

ブラ高野~川上音二郎生誕記念碑

オッペケペー節の川上音二郎は、1864年に福岡市博多区古門戸町の商家に生まれた。
この人は、外国で日本劇を演じたり、劇作をするなど新派の創始者であり、貞奴(さだやっこ)夫人とともに演劇史上に大きな功績を残した。

川上音二郎生誕記念碑は沖濱稲荷神社境内に建てられており、博多座に出演する俳優がお参りする姿も見られる、という。
この神社には大同元年(806年)に唐から帰朝した空海(弘法大師)が船旅の疲れを癒すために立ち寄り、第一歩を印し衣を掛けた「衣掛の松」があったとも言われている。

オッペケペー節の出だしは次の通りである。
「権利幸福きらいな人に。自由湯(とう)をば飲ましたい。オツペケペ。オツペケペツポー。ペツポーポー。
・・・・・・外部(うはべ)の飾(かざり)はよいけれど政治の思想が欠乏だ。天地の真理が解(わか)らない。心に自由の種を蒔(ま)け。オツペケペ。オツペケペツポペッポーポー」
※新派~旧態依然とした歌舞伎に対抗した新しい演劇の名称、明治時代中期に始まった。金色夜叉や不如帰(ほととぎす)という名作がある。

川上音二郎生誕記念碑

方位の意味 その3 東南、西南、西北 中央

⑴  東南
東南は四緑木星が位置する場所である。季節では初夏、植物も動物も勢いよく成長し活気が充満する所である。十二支では、辰(たつ)と巳(み)の接点である。
八卦では巽(そん)の位置である。
・巽は、ものを整えていく、運んでくる、という意味があり、風でもあるので、どんな隙間でも入り込む性質があり、これを伏入(ふくにゅう)という。
・巽は、家族では長女の場所である。また部下、使用人、社員の場所でもあり、勤勉、忠実を表し、利益を生むので、昔から商人が商売繁盛を願った方位である。
・ここは西南と同様に大張りや欠けがあると胃腸病の原因ともなる方位である。
・事業家が東南にトイレがある家に住むと、社員による使い込みや契約不履行(けいやくふりこう)により損失を受ける。事業家は社員の場所である東南にトイレを設置してはいけない。
・東南を理解するキーワードは、風の性質である伏入(ふくにゅう)である。

⑵ 西南
西南は二黒土星が位置する場所である。太陽が傾く方位で、西日の影響による大気が充満してくる所である。十ニ支では、未(ひつじ)と申(さる)の接点である。
八卦では、坤(こん)の位置である。
・坤は、母を表し、一家を支える母親が家事をする根拠となる場所である。
・すっきりした西南面を持つ家では、主婦は非常に健康、よく働き、もくもくと子育てをして、一家の財産形成に貢献する。
・また坤は生命を育てる豊穣の大地、地球そのものの働きを表現する所であり、無から有、形のないものから形のあるものに育てていく、という重要な意味がある。
・西南を理解するキーワードは、母と大地である。

⑶  西北
西北は六白金星が位置する場所である。季節では、晩秋から初冬、その年に収穫した穀物を蓄える時期である。十二支では、戌(いぬ)と亥(い)の接点である。
八卦では、乾(けん)の位置である。
・乾は、天を意味する。一家の主人、一家を司(つかさど)る人を表す方位である。
・ここはものを守り、家を守り、大きな愛情を示す場所である。愛情のうち、与える愛情、施す愛情が特徴である。また慈悲深さや宗教心も表す。
・自分を守ってくれる天や自然の愛情を表現するのが乾(いぬい)であり、地位、立場など大きな権力を意味し、乾(いぬい)なくして人の上に立つことはできず、競争に勝つこともできない。多くの恩恵を与えてくれる方位である。
・西北を理解するキーワードは、父と天である。

⑷  中央
易では、中央を太極(たいきょく)といい、ここは家の大黒柱、主人の場所である。中央は強い運勢をもつ五黄土星の位置である。
・家の中心には、空洞を意味するトイレ、浴室、家具(整理ダンス)、家電製品 (冷蔵庫)を置いてはならない。
・家の中央を宅心というが、宅心が欠けている、すなわち宅心に空洞があるとその家は一家離散する。
・家の中央にトイレがある場合は、体を壊す。人体の中心部分である心臓、胃、腸が悪くなる。特に一家の主人、あるいは後天定位盤の中心にある五黄土星生まれの人が影響を受けやすく、また使い勝手が良くないこともありその住宅に住めなくなる。
・中央を理解するキーワードは、空洞である。

ブラ高野~紫陽花(あじさい)の季節

6月は街に彩(いろどり)を添える紫陽花が咲き誇る月である。
生命力の強い紫陽花は、草花ではなく、落葉広葉樹の低木である。
背丈は、高くなって2m程度、地質によってもピンク、紫、青、白色の花が育つ。
日本のみならず、ヨーロッパ、アメリカの庭や公園でも栽培され、多くの品種が作り出されている、という。
花言葉は次の通りである。
ピンクの花~元気な女性、強い愛情
紫の花~神秘
青の花~冷淡
白の花~寛容

ヤマアジサイ(福岡市早良区)

方位の意味 その2 東北

⑴  東北
東北は八白土星が位置する場所である。ここは陰と陽の境目であり、暗と明、静と動が同時に起こる複雑な方位である。陰暦ではこの方位を丑寅(うしとら)と呼び、丑寅の艮といえば鬼門を指していたのである。
・ここは陰から陽へ変化する場所であり、万物の終わりと始まり、というとらえ方をする場所である。
・一般的には、家相の陰陽では、土地は男の働きで陽、家は女の働きで陰とみるが、鬼門は陰と陽が同時に起こる場所である。
・鬼門の難しさは、土の働きとして変化と停滞(反変化)が同時に作用するところであり、ここに限っては家の改造は不可、欠けはもちろん張りも最悪の結果を招く。
・鬼門は、相続人の場所でもあるので、増改築で形を変えた瞬間から身内同士の相続争いなど不幸を呼び込む変化がおこる。
・鬼門は、また親戚や兄弟など身内の意味があるので、鬼門のトラブルは、時代を超え、地域に関係なく、世代交代のたびに広く長く続く。
・鬼門に張りも欠けもつくらず普通にしておけば、強欲になることもなく、相続で争うこともない。
・鬼門の方向にある蔵を壊すと、その家は次の代まで持たず、一代で没落するといわれている。
・鬼門を理解するキーワードは、変化と停滞(反変化)という対立・矛盾するエネルギーである。

※丑寅の艮の三畳
・昔から東北(丑寅)に三畳間をつくると、主人の自死や心中をまぬがれない、といわれている。この間取りを丑寅の艮の三畳という。

 

方位の意味 その1 東、西、南、北

⑴ 東
東は三碧木星が位置する場所である。季節では春、一日では太陽が昇り、さわやかな朝の空気が流れ込み、物事が始まるときである。十二支では、卯(う)の方位であり、卯は、万物が茂る、という子孫繁栄の意味がある。
・八卦では震(しん)の位置である。
・東を理解するキーワードは、物事の始まりである。

⑵ 西
西は七赤金星が位置する場所である。季節では収穫の秋、一日では夕暮れ、苦労が実を結び、悦びを象徴している。十二支では、酉(とり)の方位であり、酉は万物が縮(ちじ)む、という成熟の極限に到達した有様を意味している。
・八卦では西である兌は、少女に影響し、金銭に関係する方位でもある。
・西は、人から見ると派手に見える場所であるため、質屋が西に蔵をつくると必ず泥棒に入られる。西の方位に蔵をつくってはいけない、といわれている。
・西を理解するキーワードは、悦び、少女、金銭である。

⑶  南
南は九紫火星が位置する場所である。季節では夏、一日では真昼の12時、太陽が最も高く昇り強く輝く時刻である。十二支では、午(うま)の方位であり、午は万物が逆(さか)らう、という極限から衰微へむかう意味である。
・八卦では離(り)の位置である。
・南は、明るさや暖かさ、太陽の意味があるが、光と闇の極端さもある。
・南を論じる時は、反対の北をみるのが肝要である。南から入った気は北へ抜けるからである。
・南に玄関があり、北にベランダがある家は、必ず覗かれるので、プライベートや秘密を保つことができない。
・南を表とすれば北は裏である。
・北に家具など置かず余裕を持たせると、南に深みを感じる印象の家になる。
・南は、公((おおやけ)の意味があり、身体では頭や眼、知識を表す。
・南を理解するキーワードは、大気の入口である。

⑷ 北
北は一白水星が位置する場所である。北極星が輝く北は季節では冬、一日では真夜中である。十二支では、子(ね)の方位であり、子は生命(いのち)が増える、という万物誕生の意味がある。
・八卦では坎(かん)の位置である。
・家相は北で始まり、北で終わる、といわれるほど、天と地がはじまる神聖な場所でである。
・北は、陰陽の接点であり、陰陽が衝突・融合(ゆうごう)する場所であり、あらゆるものが生まれ、基準となる方位であり、中心である。
・大張りも欠けもなく出窓もないすっきりした北面をもつ家では、夫婦、親子が和(なご)やかに過ごし、心豊かな生活を送る。
・大張り、欠け、出窓があると陰陽の融合がスムーズにならず、家族間のトラブルとなって現れる。
・北を理解するキーワードは、陰陽の衝突と融合である。

ブラ高野~福岡アジア美術館

福岡アジア美術館は、博多リバレイン(福岡市博多区)にある、福岡市が運営する美術館である。1999年3月に開館した。
延床面積は、9,100㎡、アジア各国の近現代美術を系統的に収集、保管、展示を行っているという点では世界唯一の美術館である。

福岡アジア美術館

家相学の意義

1 概要
⑴  家相学とは何か?
・家の出っ張りを張りといい、へこみを欠けという。家相学は、東西南北という方位の意義を解明した上で、張りと欠け、家の向きや水回り等について吉凶判断し、易学や九星気学を取り入れた、住居による運勢の予知と向上を目的とする研究である。
・家の影響は張りは、プラスパワー、欠けはマイナスパワーが作用する。
・家相、手相、人相という相学のうち、最も人間の選択肢が広いのが家相である。

⑵  良い家相の条件(沖縄家相学より)
1 土地の清め
古井戸や池があればコンクリートや石を残らず除去(じょきょ)して埋め戻した上
で、地鎮祭(じちんさい)をしなければならない。(埋めて良し~梅、ヨシ)

2 塀、囲い
人間の洋服と同じで、家を外部から保護するため生け垣でもよいので、家の周りに
は必ず囲いを設置しなければならない。

3 外壁・外観
出窓や壁飾り、ひさしをつけず、すっきりした外壁・外観がお勧めである。

4 床の間
床の間は、陽(ひ)ざしを集めるため、東か東南に造らなければならない。

5 水まわり
トイレ、台所、浴室という水気が多い場所は、家の西北にできるだけこじんまりと
小さくまとめるのがよい。人間の顔が陽が当たる東に向けば、西北は尻の部分に相当し、また一箇所に集中させるのは、湿気を拡散させないためである。

6 家相の見方~家の印象
・家相を図面だけで判定するのは片手落ちである。
・現場へ行かなければならない。家を外から観(み)て、どういう印象を受けるか最初にどこに眼が行くか、例えば玄関や門では、玄関は家族の顔つきを表し、門は その家族の社会に対する姿勢を表明しているのである。
・玄関の明るさ、暗さは、家族の顔つきが明るいか暗いか、また開放的な門構えであれば、積極的に社会活動を行う人々として判定の材料となるのである。
・旅先で居酒屋やレストランに入る場合は、入口の華(はな)やかな店を選ぶと料理の味や従業員の対応にはずれがない。
・家の中で最初にみるべき場所は、鬼門や裏鬼門ではなく、家の中央部である。
太極(たいきょく)である中心はどうなっているか、どう感じるか、どう映るか、
雰囲気を感じ取り、吉凶判断の一助とすることが肝要である。
・家全体からどんなイメージを受けるか、例えば生きている家か死んでいる家か、運勢を停滞させる家かどうか感じ取ることが重要である。

ブラ高野~福岡県庁舎

福岡県庁舎は、福岡市博多区の東公園にあり、行政棟、議会棟、警察棟の3つに分かれている。行政棟は、1981年に完成した。
1978年に着工、延床面積162,000㎡、敷地面積79,000㎡の規模である。
主たる設計者は、黒川紀章、総工費:396億円である。

福岡県庁舎

令和6年の運勢 その3 七赤金星生まれの人、八白土星生まれの人、九紫火星生まれの人

七赤金星生まれの人(令和6年2月4日から令和7年2月3日までの一年間の運勢)
○運勢~離合集散運
・七赤金星が離合集散運を意味する、火炎、華麗、離合集散、露見の離宮(りきゅう)に入ります。離宮は、季節は真夏、方角は南、一日のうちでは真昼を表します。
・離宮は、陰が陽と入れ替わる位置なので、表面的には華やかですが、心理上は、むなしさを感じ続けることが多々あるでしょう。
・炎のような明るさに満ちた年なので、地味な努力が評価されることもあれば、逆に秘密にしておきたいことがあらわになったり、善いことも悪いことも表面化し、万事はっきりと明白になります。

○生活の指針
・華やかな雰囲気に包まれて交際も派手になり、称賛されることも多くなりそうですが、有頂天にならず、隠し事が露見してもあらかじめ心の準備をしておいて、外部には動揺を見せてはいけません。
また、新しい人間関係ができたと思ったら、長年の友人や彼氏・彼女と離れるという離合集散の年になりそうです。
・職場では、昇進、栄転、表彰という暗示がありますが、出る杭は打たれる、というように足を引っ張られることがあるので、同僚、取引先の動向に注意を怠ってはいけません。スタンドプレーが目立ち過ぎてかえって悪評を立てられないよう注意して下さい。
・商売・事業では、斬新な発想で、優れた企画書を提出するなど好調が期待できますが、コスト管理を怠り、内情が苦しくなる可能性があります。文書ミスや見積違いなど契約上の問題が出てくることがありますので、契約書案を再読して下さい。
・恋愛は、熱しやすく冷めやすく出会いと別離の年になりそうです。交際相手のいない人は、いつもより華やかな雰囲気に包まれるため、新たな出会いが期待できます。恋愛中の人は情熱が激しく刺激されるため、愛情の深化が仇となって、相手を束縛する気持ちが原因で別れの暗示があります。
・家庭生活も万事派手になり、高価な買い物や浪費をする傾向が出てくるので、無駄使いをさけて下さい。離合集散の時でもあるので、転勤や独立で家族の構成メンバーが変わる可能性があります。そろって家族旅行を楽しむなど連帯感を密にして下さい。
また、今年は火を意味する星廻りになるので、たばこやストーブによる火事に注意する必要があります。
・もともとコツコツと貯蓄するタイプですが、今年は、衝動買いや派手な付き合いが多くなり、内実が苦しくなるので、見栄をはらないよう心がけて下さい。

○基本的運命
・七赤金星の人は、陽性で派手、お洒落で流行の先端を追いかけたがり、また人を惹きつける不思議な魅力を持っています
・臨機応変で商才にたけているのが普通で、金運が強いものの、人一倍浪費癖があるので、貯蓄は苦手なタイプが多いでしょう。
・この星に生まれた人は、同じ過ちを何回も繰り返すのが特徴です。失敗の理由や原因をとことん追求し、把握する癖をつけ、今後に生かしていくという姿勢を持ちましょう。

八白土星生まれの人(令和6年2月4日から令和7年2月3日までの一年間の運勢)
○運勢~低迷忍耐運
・八白土星が低迷忍耐運を意味する、水流、陥没、困難、創作の坎宮(かんきゅう)に重なります。坎宮は、季節は真冬、方角では北、一日のうちでは真夜中を意味します。
・一つの問題が解決しても、行き違いや当て外れがあり、落とし穴が連続するように新たな悩みや課題が次々と出てきて、意気消沈することが多いかもしれません。
・しかしながら、あわてず、あせらず、洪水が引くのを待つつもりであれば、逆にこの一年間は、パワー充実、来年に向けて実力をつけるチャンス到来の年となります。

○生活の指針
・休日は、30分か1時間だけ早起きして趣味やスポーツどんなことでもかまいませんので、自分のしたいことや適性に合うことを見つけて、トレーニングの時間にあてて下さい。
・運気は最低ラインで停滞しますが、来年以降の運勢を決定づける今年は、創作活動や勉強・研究が進捗する年でもありますので、この時を活用して、資格取得試験に挑んだり、稽古ごとの練習を始めるといいでしょう。
・悩みは、一人で抱え込まずに信頼できる人に相談し、解決へのヒント、道筋を立てるよう心がけて下さい。
・職場では、自分の手に負えないような、無理な仕事にとりかかると痛手が大きくなりますので、事前に上司、先輩に相談する必要があります。新規業務は何回も見直して検討した上で取り組んで下さい。運勢が弱い時なので、今年は、転職、異動、独立は見合わせた方がいいでしょう。
・商売・事業では、内部対立や企画不備で見込み違いが起こりやすいので、投資は控え、経費削減に努め、現状維持を目標とするのが賢明でしょう。ただし、計画立案するには良い時期です。
・今年は、感情に流され、刹那的な行動をとりやすく、物事が破れやすいので、秘密の交際や不倫などは飛躍の妨げになり用心する必要があります。
・多事多難な今年は、イライラを家庭に持ち込んで口論となることがありますので、すきま風が吹かないよう、家族への思いやりと会話を増やすことが大切です。
・貯蓄が得意で生れつき金銭運にめぐまれているものの、今年は不調で収入は増えませんので、節約を心がける必要がありそうです。不動産取引や株式をはじめとする投資は、持ち出しになるでしょう。
・今年は身体が冷えやすくなったり、病気にかかりやすくなるという暗示がありますので休養、食事、医療といった健康管理を怠らないようにしましょう。

○基本的運命
・八白土星の人は、信仰心が強い上、カンが鋭く、ギャンブル運も強く、人当たりは柔らかですが、実は自分の生き方に反することを強要されると、てこでも動かなくなる頑固さが出てきます。
・頑固を押し通すと、サラリーマンであれば組織の一員として立場を守れなくなり、つま弾きされてしまうことがあります。
・就職は、まず自分のしたいことを見つけ出して好きな方向、職種に進むという手順を踏む必要があります。会社を選ぶというより、適性のある仕事を選ぶ必要があります。

九紫火星生まれの人(令和6年2月4日から令和7年2月3日までの一年間の運勢)
○運勢~準備立命運
・九紫火星が準備立命運を意味する、母、従順、根気、労働の坤宮(こんきゅう)に回り込みます。
・今年は、衰退の運気から逃れるので、大地に足が着いたようにほっと安心できる年になり、未来へ向けて蒔いた種子がいよいよ発芽の準備をはじめるでしょう。
・昨年の不調を引きずる今年前半に課題に取り組むと、後半から少しづつ活力増進の気運が出てくるので、解決へ向けて事態が動き始めます。

○生活の指針
・人の意見を参考にしたり、従順に教えを乞う姿勢、また信頼できる友人に相談する気持ち、そして人づきあいをよくすれば、穏やかに平和に生活することができます。
・真面目に努力を続ければ評価されますので、当面独立独歩を考えずに、一歩退いた立場で、地道に女房役、裏方に徹することが成功への近道です。
・職場では縁の下の力持ち、見栄えがしない、損な仕事が回ってきてもくさらずやり遂げることが大切です。働く意欲が湧いてくるので、万一転職が避けられない場合は、今の仕事を続けながら、根気よく希望する職種を探して下さい。
・商売・事業では、将来の飛躍に向けて、人材育成研修の実施、原価低減をはじめとする経費の削減に努めなければなりません。今年は、不動産の買収、売却に縁がありそうです。
・飲み友達、幼なじみ、職場など身近な所で恋愛のチャンスがあり、結婚相手が見つかる可能性があります。交際中の人も結婚への意識が高まる傾向があります。
・家庭内が明るさを取り戻し、活気が出てきます。運動会やPTAなど学校行事にすすんで参加し、家族を支えるサポーターの一人として意識して会話を増やし、絆と連帯を強めて下さい。
・土地との縁が深くなり不動産売買の暗示があるので、ローン返済の見込みがたち自宅購入の可能性があります。
・生れつきの金銭運に加えて、今年は仕事への意欲が評価されるにつれ、収入も少しずつ増えてきそうですが、気を緩めて無駄使いしないように気をつけなければなりません。コツコツと貯蓄の楽しみを知る時です。
・今年後半から活発に動く日々が始まるので、胃腸の働きを助けるため、暴飲暴食を控え食事の時間を充分に確保して下さい。

○基本的運命
・九紫火星の人は、直観力が鋭く、個性的で派手、独断専行の実行力があるタイプです。自分を売り込むことも上手で、何をしても認められるのが早いので、ツキがある生活を送ります。
・社交性に富み、目立ちたがり屋で、粘りに欠けるものの、予想外の不利な事態でも持ち前のカンの良さで逃げ足が速いため、一生を通じて大失敗することはありません。
・成功をあせりすぎたり、口八丁、手八丁の人気者なので妬みをかったり、また熱しやすく冷めやすい性質なので、人の恨みを買い、足を引っ張られることがあります。

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