毎日のように地下鉄を利用しますが、時間帯によっては8分も待ち時間があるので、田舎の地下鉄は使い勝手がわるいなぁ、といつも思っていました。
しかし、最近になってプラットホームに清掃員の姿を見かけることがあり、そういえばどの駅も掃除が行き届いて清潔で、車内はもちろん駅構内もピカピカで塵一つ落ちていないことに気づきました。
開業して32年たっているのに、当初のまま美観を維持しているのをみると、不断の清掃作業と全面禁煙の効果はもちろん、地元の地下鉄を大事に使っていこうという市民の強い思いが伝わります。
また、天神駅は、乗客の多さに閉口するものの、観光客の眼を意識してか、壁面や柱に大理石をふんだんに使って豊かさを演出し、天神地下街と一体となって観光資源の一つにもなっているようです。