島根県出雲市駅前から市街地を通って神戸川沿いの森林におおわれた立久恵渓谷を抜けて、バスで約40分、途中でタクシーに乗り換え約5分で、いきなり平らな広い土地に出ます。
ここは須佐の郷と呼ばれ、コンビニ、温泉旅館、須佐神社、食堂があるだけで、あとは住宅が点在し、大昔に桃源郷があったとすれば、こういう土地ではないかと思っています。
山中にありながら盆地ではないので、広々とした印象が広がる、明るい土地です。
須佐神社は、須佐之男命を祀る全国の総本社で、ご終焉の地といわれています。
境内には、塩の井というやや塩味がする、おいしい清水が湧いています。
本殿裏の聖地には、樹齢1300年という杉のご神木がそびえ立っていますが、かって加賀藩から船の帆柱として利用するため、800両で譲渡依頼があったものの、須佐国造は当然断ったようです。
真冬なら温泉旅館の外湯に入り、雪の降り積もった須佐の郷を見ると、最高にいい気分になります。
須佐神社の公式ホームページです。
https://www.susa-jinja.jp/index.html