NPO法人九州易学開運学院

徒然の記

易経が使用する慣用句と意味

1 大川を渉(わた)るに利ろし~大きな川でも渡ってよい。(安心してよい)
2 往く攸(ところ)有るに利ろしからず~進んではいけない。
3 往く攸有るに用うるなかれ~進んで事を行ってはならない。
4 大人(たいじん)を見るに利ろし~賢者の協力が必要である。
5 貞(ただ)しきに利ろし~正しければ良い。
6 貞しければ吉なり~正しければ幸がある。
7 貞なれば凶なり。~正しくとも禍がある。
8 永貞(えいてい)なれば吉~いつまでも正しければ善である。
9 大貞(だいてい)なれば凶なり~力量以上のことをすれば、凶
10 貞に安んずれば吉なり~器量に甘んじていれば、吉。(貞安)
11 悔(くい)亡ぶ~悔いなし。
12 咎(とが)なからん~改めれば咎めを受けることはない。
13 吝(りん)なり~失敗しても改めることはない。

ブラ高野~日本最初の干支(かんし)使用例

⑴  概要
西暦570年の「庚寅」(こういん)や「正月六日」など銘文が象嵌(ぞうがん)された鉄製の太刀が2011年(平成23年)に元岡古墳群(福岡市西区)から出土した。
この太刀は年月日を特定する十干や十二支が入った、日本で最初の使用例である。

⑵  銘文(めいぶん)
太刀に刻まれた銘文は、「大歳庚寅正月六日庚寅日時作刀凡十二果練」と読める。
意味は、「大いなる庚寅の年、庚寅の月1月、庚寅の日6日、およそ12回鍛錬してこの刀をつくった」となる。(高野白山訳 異説あり)
銘文作者は、
「寅の年、寅の月、寅の日というめでたい時に12回も鍛錬して造った幸運の大刀である」という意味合いをこめているのである。
太刀は、欽明天皇の時代、西暦570年1月27日に完成した。

占いはなぜ当たるのか~その2(ユングの元型理論より)

⑴ 占いが持つ説得力
易やタロットが説得力を持つのはなぜか。2.3回ならば偶然もあるが、易占いによる納得できる結果は、90%を超える。これは、単なる偶然ではなく、何らかの原因があって指針を教示するのだと考えざるを得ない。意味がある偶然の一致をシンクロ二シティという。
では、何らかの原因とは何か、さらに追及したのが本資料である。

⑵ シンクロ二シティ
シンクロ二シティという言葉を最初に使ったのは、精神科の医師であるスイス人のユング(1875年生まれ)であるが、ユングは、精神病患者の妄想が、時代や地域や文化の差を超えて、世界各地に残る神話、伝説、昔話に驚くほど似ている事実に気づいた。
これは、人類に共通する意識であると考え、ユングは、この意識を普遍的無意識(集合的無意識)と名付けたのである。

⑶ 元型(げんけい)という概念
普遍的無意識の中にシンクロ二シティを起こす原因である元型(げんけい)を仮説として想定し元型は、全人類にみられる行動様式や習慣であると考えた。
人間は、程度の差があるものの、二重人格と思っていいが、元型の一つは、二重人格者における裏の人格である。これを影という。

⑷ 元型の種類
元型の種類としては、アニマス(男性性)とアニマ(女性性)、太母(母性性)、老賢者(父性性)などがあるが、元型は普段は人格の裏に隠れているので、表に出たい、出したいという欲求がストレスとして蓄積することにより、シンクロ二シティが起こり、占いが的中する原動力となるのである。元型とは何か?ストレスのもととなる、かなえられることのない願望である。

⑸ 的中力の存在
人によって強弱のある直観力ではなく、元型の存在を認めると、的中力の存在を容易に説明することができる。

占いはなぜ当たるのか~その1(フロイトの無意識理論より)

⑴ フロイトの無意識理論
占いはなぜ当たるのか、フロイトが確定した無意識理論を参考にすると、心理の世界は意識世界と無意識世界に分割でき、さらに意識世界は狭い意味の意識世界と前意識世界に分けることができる。前意識は思い出すことができる記憶のことなので、意識世界に戻ることが可能である。
無意識世界は、消された記憶である無意識の領域と本能の領域からなる。人間は、しばしば意味不明の行動を取る場合があるが、フロイトはその原因の一端を無意識のうちに眠っている、消された記憶にあると考え、心的障害治療のターゲットとしたのである。
医学者であるフロイト(1856年生まれ)の治療法は、無意識の領域に働きかけて、消された記憶を思い出させ、意識世界に呼び戻し、現実と対峙させ、認識・理解させることにより、心の傷を消滅させ、症状を改善させる手法である。
理性などは錯覚であり、人間も動物も本能だけで行動する存在であると考えた当時のヨーロッパとしては、画期的な思想であり、今でも無意識世界を意味づけたパイオニアの栄光は失われていない。

⑵ 占いと本能
本能には、欲望領域と予知能力を司る直観領域があるという仮説を立て、この二つは対立する概念である、ととらえる。
直観は、無意識世界にある本能の下部にこっそりかくれているため、日常生活では人間は直観を言語に変換できない。
占いの効用は、いきなり直観をひっぱりだして、行動の正しい指針を教示することであるが、金銭や名誉など欲望領域が強い場合は、的中しなかったり、解釈を間違え、誤った方向へ進むことを考えると、占いの最大の障害は、欲望であることがわかる。

ブラ高野~博多祇園山笠

博多祇園山笠は、博多総鎮守の櫛田神社(福岡市博多区)に山笠を奉納する神事であり、国の重要無形民俗文化財である。
祭りの期間は、毎年7月1日から15日、7月15日には午前4時59分から勇壮無比の奉納神事が執り行われる。
山笠を奉納した流(ながれ)が、清道と呼ばれる櫛田神社の境内半周を全速力で走った後、「オッショイ」という掛け声をかけながら市街地を疾走していく巡行である。
これは追い山笠といって博多祇園山笠のハイライトである。
今では流(ながれ)は、恵比須流・大黒流・土居流・東流・西流・中洲流・千代流の七流である。
流舁き(ながれがき)は、聖一国師の故事にならって、山笠が町内を走って浄める神事である。
2025年のスケジュールは次の通りである。
・お汐井取り~7月1日(火)、7月9日(水)
・流舁き~7月10日(木)
・追い山笠ならし~7月12日(土)
・集団山見せ~7月13日(日)
・追い山笠~7月15日(火)(4時59分)

町内会の挨拶を受ける長老(東流)

飾り山笠(東流)

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