浅草花やしき(東京都台東区)は、江戸時代末期の1853年(嘉永6年)開業、浅草寺の西隣にある日本最古の遊園地です。
敷地面積は、5800m²(1800坪)、園内にはメリーゴーランド、ローラーコースター、浅草大迷路忍の砦、立体キネマ館、ちびっ子タクシーなどの遊具があります。
物事は吉の裏に凶がひそみ、凶の次には必ず吉の揺り戻しが来るという流転性を避けて通ることができません。
易占学や九星気学をはじめとする運命学では、陰と陽、混沌と調和が一瞬で位置を変える循環運動の永久性、生成と発展と消滅を無限に繰り返す連続性が世界の実体である、とみています。
占った結果が吉であっても気を緩めず油断することなく、凶の場合は、焦らずじっと我慢してチャンス到来を待つことが肝要でしょう。
~幸運は衰微のきざし、不運はリベンジのはじまり~
(幸運であっても思い上がらず、不運であっても落ち込まず)
JR渋谷駅のハチ公改札口を出ると、忠犬ハチ公の銅像が見えます。
ハチは、今から93年前、1923年(大正12年)に秋田で生まれました。
飼い主の上野氏が亡くなって3日間ハチは、エサを食べず、その後死ぬまで10年間毎日のように渋谷駅まで上野氏を迎えに行き続けたといいます。
わかりやすい場所にあるので、ハチ公の銅像は、「ハチ公前」といって待ち合わせの目印になっています。
人間関係の善し悪しは、実は深いところで相性(あいしょう)で決まっています。
ただ、なぜ相性があるのか、誰もわからず、これは人間の一生を支配する生まれ星に由来している、というほかありません。
九星術では、五行の原理である相生(そうしょう)の関係と相剋(そうこく)の関係を根拠にして相性を説明しています。
五行思想では、木、火、土、金、水の五つの元素による相互の影響関係を相生と相剋といいます。
相生は、仲良しで気が合う間柄、相剋は、なんだか虫が好かない相手です。
例外はあるにしても、数々の実例をみると親子、兄弟でも五行の原則が持つ親和と対立の関係から自由になることは難しいようです。
人間関係がうまくいかない場合は、相手の生まれ星を調べて、自分と相剋の関係になっていないか確認する必要があります。
相性を調べれば、相手の本音がわかる時があり、別の対応ができるからです。
同じ生まれ星同士の関係は、原則として比和といってまず可もなく不可もない関係を保つことができます。
相生と相剋の関係を手掛かりに、実例に照らし合わせながら連想能力を働かせると不思議に当たっていることがわかります。
※五行思想~人間も宇宙も、木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい) の五元素からなり、相互に影響し、盛衰生滅を繰り返しながら、循環していくという古代中国の世界観
歴史上の人物や芸能人の実例は次のようになります。
1 相生(そうしょう):仲良し
・木(三碧木星、四緑木星)と火(九紫火星)
~中尾彬(四緑木星)と池波志乃(九紫火星)
・火(九紫火星)と土(二黒土星、五黄土星、八白土星)
~堺雅人(九紫火星)と菅野美穂(五黄土星)
・土(二黒土星、五黄土星、八白土星)と金(六白金星、七赤金星)
~朝丘雪路(二黒土星)と津川雅彦(七赤金星)
・金(六白金星、七赤金星)と水(一白水星)
~勝海舟(六白金星)と徳川慶喜(一白水星)
・水(一白水星)と木(三碧木星、四緑木星)
~安めぐみ(一白水星)と東貴博(四緑木星)
2 相剋(そうこく):ケンカ相手
・木(三碧木星、四緑木星)と土(二黒土星、五黄土星、八白土星)
~中山美穂(三碧木星)と辻仁成(五黄土星)
・土(二黒土星、五黄土星、八白土星)と水(一白水星)
~空海(二黒土星)と最澄(一白水星)
・水(一白水星)と火(九紫火星)
~タモリ(一白水星)と明石家さんま(九紫火星)
・火(九紫火星)と金(六白金星、七赤金星)
~三船美佳(九紫火星)と高橋ジョージ(六白金星)
・金(六白金星、七赤金星)と木(三碧木星、四緑木星)
~清原和博(六白金星)と木村亜希(四緑木星)
1 反物質の消滅
宇宙を理解するには、物質と反物質という二つの概念への認識が欠かせません。
原子を占有するエネルギーである電子がマイナス電荷を持っている状態を物質といい、電子がプラス電荷に帯電している場合を反物質と呼びます。
反物質は、宇宙創生時に発生したものの、物質と衝突した瞬間に消滅したといわれています。
宇宙は、陰陽で言えば、陽が欠けています。
反物質が宇宙に存在していない状態を「CP対称性の破れ」といいます。
対称性の内容であるCは、陰は陽の機能を持ち、陽は陰の役割を果たすことができるという相互変換性、Pは、陰は陽の姿を映し、陽は陰の姿を写すという相互鏡面性を指します。
2 因果律の不存在
日常生活は、入力(原因)があって特定状態が出現しそのあと出力(結果)になるという連続展開によって成り立っているのは間違いありません。
ところが、素粒子をみると、入力がなく出力しかないということがわかっています。
なぜ原因がないのに結果だけがあるのか誰にもわりませんが、確実にいえるのは素粒子は、偶然性だけを頼りに存在し、因果律の支配を受けていないということです。
なぜだかわからないが、ただそうなっているだけ、結果しか見当たらない非対称の状態を「対称性の自発的破れ」といいます。
1960年、南部陽一郎氏は、素粒子論に対称性の自発的破れという概念を導入し、重さが0に近い素粒子がなぜフラフラ動き出さないのか、動かないことこそ対称性の自発的破れがある証拠であり、宇宙のルールである、と見破りました。
上もなければ下もない、西もなければ東もない、悪もなければ善もないという非対称のアナーキーな世界を宇宙と呼びます。
3 宇宙の様相
CP対称性の破れと対称性の自発的破れという二つの理論から宇宙の姿を想像できます。
宇宙には、愛もなければ希望もなく、悲しみもなければ苦痛もない、ないない尽くし、その存在になんの意味もない、無機質の荒涼とした空間が続いています。
因果律の適用を受けず、対称性もないところに生命性があろうはずがありません。
爆発と集積を繰り返すだけの宇宙と交信するなどという妄想には、できの悪いSF小説を読んだあとのような後味の悪さが残ります。
宇宙を語るには、相対性理論や量子力学、素粒子論はもとよりその誕生の瞬間から消滅の未来に至るまで学ぶ必要がありそうです。
1 フロイトの無意識理論
フロイトの無意識理論によると、心理は意識世界と無意識世界に分割でき、さらに、意識世界は、狭義の意識世界と前意識世界に分けることができますが、前意識は思い出すことができる記憶のことなので、意識世界に戻ることが可能です。
無意識世界には、消された記憶の領域と本能の領域があります。
人間は、しばしば意味不明の行動を取る場合がありますが、フロイトはその原因の一端を無意識のうちに眠っている、消された記憶にあると考え、心的障害治療のターゲットとしました。
フロイトの治療法は、無意識の領域に働きかけて、消された記憶を思い出させ、意識世界に呼び戻し、現実と対峙させ、認識・理解することにより、心の傷を消滅させ、症状を改善させる手法です。
理性などは錯覚であり、人間も動物も本能だけで行動する存在であると考えられた時代に無意識世界を意味づけたパイオニアの栄光は今でも失われていません。
2 占いと欲望
無意識世界に存在する本能には、欲望と予知能力を司る直観があるという仮説を立て、この二つは対立する概念である、と捉えると占いの正体がわかりやすくなります。
直観は、本能の下にこっそりかくれているため、日常生活では直観を言語に変換できません。占いの効用は、人間の虚飾性をはぎ取りいきなり直観をひっぱりだして、行動の正しい指針を教えることですが、欲望にとらわれた場合は、的中せず、当たっても解釈を間違え、誤った方向へ進むことを考えると、占いの最大の障害は、欲望であることがわかります。
強欲は直観発揮の阻害要因であり、占い師は、際限なくふくらむ金銭欲やあさましい名誉欲を持ってはいけないことがわかります。
易経には吉、凶、悔、吝、咎なしという用語が頻繁に書かれていますが、繋辞上伝によると、意味は次のようになります。
〜吉とは、成就であり、凶とは、失敗、悔は、凶にいながら現状を憂慮して吉へ向かうことであり、吝は、吉でありながら将来凶となることである。
また、
〜吉と凶は、成就と失敗を言い、悔と吝は小さな疵(きず)であり、咎なしとは、過失を改めることにより良い方向に事態が進むことである。