高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

九星による社会運 その6

六白金星の年(2021年、2030年、2039年)

・暗剣殺~七赤金星
・坎宮~二黒土星

この年は政界や大企業の営利追及が目にあまるため、マスコミはじめあちこちから非難されるであろう。商品は乗用車でいえばランドクルーザーのような大型のものが、また日用品に限らず丸い形のものが流行する。
航空業界、銀行業界の改組・再編が進む。
色は白色、シルバーが流行するであろう。
西北の七赤金星に暗剣殺がつくので、七赤金星が意味する金融界で不正融資、政界、宗教界の裏取引が暴露され、国民から批判を受けるであろう。
坎宮に二黒土星が入るので、二黒土星が表す農産物の輸出促進、勤労者の待遇改善が重要な課題となる。

1976年~中国大地震
1985年~日本航空123便墜落事故(御巣鷹山)

九星による社会運 その5

五黄土星の年(2013年、2022年、2031年)

・暗剣殺~中宮
・坎宮~一白水星

この年は社会全体に退廃的な雰囲気がはびこって、贈収賄や凶悪犯罪がマスコミをにぎわす年である。
2022年現在東京オリンピック組織員会理事の贈収賄について司法当局が捜査中である。
万物の消滅を意味する戦争が起こり、葬祭業が発展しギャンブルが盛んになる。
突発的な事故や不幸を内包する暗剣殺が中宮に隠れながら、社会に厄災をもたらすのである。
2022年2月24日にウクライナ戦争が勃発した。
色は黄色かベージュが流行するであろう。

五黄土星中宮の年は、大戦争や全世界を揺るがす深刻な厄災が多発するが、過去の事例を挙げると以下の通りである。
1914年~第一次世界大戦
1923年~関東大震災
1932年~5・15事件
1941年~太平洋戦争
1986年~チェルノブイリ原発事故
1995年~阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件
2004年~インド洋津波

 

九星による社会運 その4

四緑木星の年(2014年、2023年、2032年)

・暗剣殺~三碧木星
・坎宮~九紫火星

この年は旅行や貿易に関する話題が目立って多くなる。
特に運輸・運送、マスコミ、通信はじめとする各業界は風のようにフラフラと行ったり来たりで、販売成績が上がったと思えば下がって、とりとめのない年になる。
大風や突風が多くロングブーツやロングスカートという長めの商品が良く売れて、色は緑が好まれる。
四緑木星中宮の年は、東南の三碧木星に暗剣殺がつくので、三碧木星が意味する電化製品や広告・宣伝の仕事が少なくなり、家電・電力・電話関連産業が売上げ不振となる。
九紫火星が坎宮に入るので、九紫火星が表す高級品や酒・たばこ等嗜好品の売れ行きが芳しくないであろう。

1906年~香港津波

ブラ高野~阿波おどり会館

阿波おどり会館(徳島市新町橋)は、徳島市が設置する阿波おどり関連の展示、実演を行う施設である。
毎年8月のお盆期間に開催される伝統の阿波おどりが年間を通じて楽しめることをコンセプトにしている。
プロによる阿波踊りを楽しみながら、観客も踊ることができるという体感施設である。
この施設は阿波おどりの高張り提灯をモチーフとして逆台形のユニークな外観で、1999年(平成11年)7月に開館した。

阿波おどり会館

 

九星による社会運 その3

三碧木星の年(2015年、2024年、2033年)

・暗剣殺~ 一白水星
・坎宮~八白土星

この年はとかく目新しいこと、珍しいことが脚光を浴びる時である。
変わった発明や新規事業を始めた青年実業家の活躍が話題に上るであろう。
賑やかなものが目立ち、何となく世間全体がさわがしく感じることがある。
雷や台風が多く、色は青色が流行する。
景気もよく全体に活気が広がるが、何事も実質を伴わない見かけだおし、その時だけ一過性のブームで終わることが多い。
三碧木星中宮の年は、東方の一白水星に暗剣殺がつくので、一白水星が意味する水商売や水産業界は経営が厳しくなるであろう。
坎宮に八白土星が入るので、八白土星が表す不動産業や旅館・ホテル業も営業成績が伸び悩む。

1970年~バングラディッシュサイクロン(死者30万人)

ブラ高野~普化尺八(ふけしゃくはち)

尺八の流義には雅楽尺八、一節切尺八及び普化尺八の三つの種類がある。
雅楽尺八は、雅楽の楽器として、奈良時代の東大寺大仏開眼で演奏されたので雅楽尺八という。
ただし、現在の雅楽には使われていない。
この尺八の現物は奈良の正倉院に保管され現在でも見ることができる。

一節切尺八は竹の一節で出来た短く、細い尺八である。
一休禅師が吹いていたという話も伝えられている。
今では見かけることがない。

現在普及しているのは、普化尺八である。
伝説では鎌倉時代に中国より伝わったものとされている。
普化尺八は、臨済宗の一派であった普化宗の僧である虚無僧たちの法器として用いられてきた。
虚無僧たちは、座禅を組む代わりに尺八を吹く「吹禅」を行っているが、この時に吹かれていた曲は「本曲」と呼ばれ、今でも吹奏されている。
明治初期になると、尺八は自由に、広く一般の人々が触れることのできる楽器となった。

普化尺八(四国八十八ヶ所65番札所三角寺本堂前)

九星による社会運 その2

二黒土星の年(2016年、2025年、2034年)

・暗剣殺~八白土星
・坎宮~七赤金星

この年は社会全体に安定、安全志向が高まり、おおむね穏やかに時が過ぎてゆく。
労働問題の一つとして労働者派遣制度の大幅な見直しや農業関係では農産物の輸出促進が課題となる。
実用的で安価な商品が好まれるので、「100均」のカスタマーが増える。
またやわらかいものや地味なものも好まれる。
色は黄色かベージュが人気となる。
二黒土星中宮の年は、西南の八白土星に暗剣殺がつくので、八白土星が意味する不動産業や旅館・ホテル業が伸び悩みトラブルが多い。
坎宮に七赤金星が入るので、七赤金星が表す金融業界、レジャー産業の営業不振が目立つ。

1908年~イタリア地震、ロンドンオリンピック
※中宮は、ちゅうきゅうと読む。

ブラ高野~玄洋社跡

福岡市中央区舞鶴のドコモ舞鶴ビル敷地に「玄洋社跡」という石碑が立っている。
そのそばの記念碑には次のような銘文が書き込まれている。
「明治、大正、昭和と激動する世界の中にあって、日本の独立を守りアジアの解放を目指して活躍した玄洋社は、自由民権運動の中で明治十二年(一八七九)誕生した。
以来昭和二十一年(一九四六)解散まで、六十七年にわたりこの地を本拠地として活動を続けた。
平成九年十月
社団法人 玄洋社記念館建之」
自由民権運動が盛んな時期に、玄洋社は博多で設立された、アジアの解放を目的とした政治活動団体であった。

玄洋社跡

玄洋社記念碑

 

九星による社会運 その1

一白水星の年(2026年、2035年、2044年)

・暗剣殺~六白金星
・坎宮~六白金星

この年は社会全体が暗い穴に落ち込んだように、先の見通しが立てにくく、何かと不安材料が多い時である。悲しい出来事、傷ましい事故が多くなる。
水に関する事件、例えば渇水、豪雨、水害が増えるであろう。
1936年2月26日、日本では2・26事件が起こった。
ファッションでは色は黒色が流行するであろう。
一白水星中宮の年は、六白金星が北方の坎宮に入り、さらに暗剣殺がつくので、六白金星が意味する航空業界の業績停滞、銀行・金融業界の混迷が続くであろう。

1936年~ベルリンオリンピック
2008年~ミャンマーサイクロン、北京オリンピック
※中宮はちゅうきゅう、と読む。

高島呑象の天才性 その3~牢獄の暴動から逃れる方法(六変筮法)

⇒天澤履の水風井に之く
1 状況
国内から金の流出が止まらないため、信用不安、貨幣価値低落・物価上昇により人々の生活が苦しくなったことが幕府滅亡の一因とも言われる。
金売りの罪で幕府に捕えられたものの、呑象先生は一人で罪をかぶって入牢した。
以下は、牢内で脱獄への加担を強要された時に時間稼ぎのため六変筮法により、助かる方法を占って出た大成卦である。

2 本卦(ほんか)~天澤履
虎の尾を踏むが、危険から脱出できる。

3 之卦(しか)~水風井
往来する人は井戸を使い恩恵を受ける。

4 結果
牢内には井戸の釣瓶のような、「道成寺」という着替えを入れるカゴがぶら下がっていたが、深夜真っ暗な中脱獄騒ぎがあり牢内で殺し合いがあった際、牢名主であった呑象先生だけはこのカゴに飛び乗って朝まで隠れ事なきを得た。
「道成寺」はまさに水風井が教える、命の釣瓶(つるべ)であった。
易によって救われた事例である。

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