高野白山の九州易学開運学院

徒然の記

花のたより~チューリップ

ユリ科の一つであるチューリップの最盛期は、毎年4月、花の色は赤をはじめとして、ピンク、白、黄、オレンジ、紫、青、緑、茶と様々な色がありますが、原産地は、トルコのアナトリア地方です。

チューリップといえば、チューリップバブルを思い出します。
西暦1630年台、オランダで世界最初の経済バブル事件であるチューリップ・バブルが起こりました。
これは、チューリップを投機の対象としたのが発端で、価格の乱高下、手形の乱発が続くなか、保証金だけで大きな商いができる先物取引がさかんに行われていました。

チュ―リップの花言葉は思いやり、だそうです。

 

 

 

筮竹はどうして50本なのか

50本の筮竹を使って易を立てますが、なぜ筮竹は50本なのか、という疑問に繋辞上伝は次のように答えています。

天の数は、奇数であり、陽であるので、
~1、3、5、7、9で計25
地の数は、偶数であり、陰であるので、
~2、4、6、8、10で計30
天の数25と地の数30を合計すると55
55から端数の5を引くと50

ただし、50本のうち、1本は太極として筮筒に収めるので、残りの49本をもって占う段取りとなります。

書き下し文は、次の通り
「天一地二。天三地四。天五地六。天七地八。天九地十。天の数五、地の数五。五位相得て各々合うことあり。天の数二十有五。地の数三十。およそ天地の数五十有五。これ変化を成して鬼神を行うゆえんなり。大衍の数五十、その用四十有九。」
※大衍(だいえん)の数~大いに広がる数字→筮竹の本数のこと

花のたより~夜桜

風に乗って花が舞い散る桜吹雪も見事ですが、桜の美しさが引き立つのは、夜のしじまが深くなる頃の、ライトアップされた夜桜でしょうか。
毎年のこととはいえ、幻想的な夜桜の荘厳美は、たとえようがない、という想いがしています。
桜の花言葉は「優美な女性」「精神の美」「淡泊」だそうです。

 

 

花のたより~日向水木(ひゅうがみずき)

日向水木の名の由来は、日向の国に多く植えられていたから、という説と明智日向守の領地であった丹波の国に自生していたから、という説があるようです。
高さは2m程度になりますが、この木の特徴は、枝、花、葉が小さい事です。
桜ほどの派手さはありませんが、春の到来を知らせる使者と思っていいでしょう。

 

 

花のたより~黄色いバラ

黄色いバラをみると、山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」という40年前の映画を思い出します。
刑務所を出た男(高倉健)が夫人と再会するまでのラブストーリーですが、武田鉄矢の博多弁による演技が光っていました
黄色いバラの花言葉は、献身、友愛、美だそうです。

 

花のたより~白木蓮(ハクモクレン)

白木蓮は、モクレン目モクレン科モクレン属の落葉高木ですが、毎年3月になるといっせいに百合のような清楚な白い花を咲かせます。
花言葉は、気高さや高潔さ、イギリスの植物学者が、枝の先に百合の花が咲いている、といったそうです。

 

 

 

繋辞上伝(その3)~乾と坤の違い

乾と坤はどう違うのか、繋辞上伝に書いているので参考になります。

○乾と坤の違い
生成の連続したさまを易といい、万物の形象をつくる働きを乾といい、乾の働きを受けて形象のルールを定める働きを坤という。
数の機能を極め尽くし、未来を予知する手段を占いといい、占いによって変化に通じる行為を事というが、陰陽変化の予測できない働き、これが易の神秘性である。

○書き下し文
生生(せいせい)これを易と謂い、象を成す、これを乾と謂い、法を效(いた)す、これを坤と謂う。数を極め来を知るこれを占と謂い、変に通ずることを事と謂い、陰陽測られざる、これを神(シン)と謂う。

ブラ高野~はかた伝統工芸館

はかた伝統工芸館(福岡市博多区)は、地元博多に関係する工芸品の展示施設です。
博多独楽や鋏をはじめとして6品目の見本が常設出品されています。
入場無料、また企画展もあり、喫茶コーナーも併設しています。
福岡市地下鉄中洲川端駅から散歩ルートとしてもちょうどいいくらいの距離にあります。

 

 

易経の認識

易経は我々が住む世界をどうみているか、という疑問解明のとっかかりとするため、六十四卦の卦辞について吉凶を調べると、六十四卦のうち吉が二十六卦、凶が二十五卦、吉凶不定が十三卦でした。
吉と凶がほぼ同数であり、卦辞でみる限り易経は、この世界を吉凶のバランスがとれた安定した状態だと認識している、とみていいでしょう。

ブラ高野~サザエさん通り

「サザエさん」は、当初夕刊フクニチ新聞に掲載された四コマ漫画です。
作者の長谷川町子さんは、佐賀のお生まれですが、博多との縁が深く、第二次大戦の疎開中に博多湾の百道海岸を散歩しながら、サザエ、ワカメ等海にちなんで「サザエさん」に登場する人物の名前をつけました。
福岡市では、平成24年に長谷川町子さんの功績を記念して、脇山口交差点から百道浜までの1.6kmの道路を「サザエさん通り」と命名しています。

よかトピア通りに設置した看板
サザエさん

西新交差点付近の看板
サザエさん看板

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